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谷地小屋城(宮城県)

やちごやじょう【城】


[谷地小屋城(宮城県)]
伊達氏の元和の一国一城令後の21要害の一つで、谷地小屋要害とも称した。仙台藩の要害の中で唯一、福島県に存在する要害で、永禄7年(1564年)に相馬氏によって築かれたという。城郭は完全な平城で長方形の本丸の南側に長方形の二の丸を配して、周囲に土塁と水堀を巡らせた構造になっていた。現在は大部分が水田となり、二の丸の土塁の一部がわずかに原形を留めているに過ぎない。