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箕輪城(群馬県)

みのわじょう【城】


[箕輪城(群馬県)]
戦国時代初期の永正9年(1512年)当地を支配する長野業尚によって築かれた。西に榛名白川、南に榛名沼があり天然の堀を形成していた。榛名白川によって削られた河岸段丘に梯郭式に曲輪が配された平山城である。城地は東西約500m、南北約1100m、面積約47haにおよぶ広大なものであった。天正18年(1590年)豊臣秀吉の小田原征伐によって徳川家康の臣、井伊直政に与えられた。直政は箕輪城を近代城郭に改造したが、慶長3年(1598年)高崎城に移り箕輪城は80余年の歴史に終止符を打った。