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水口岡山城(滋賀県)

みなくちおかやまじょう【城】


[水口岡山城(滋賀県)]
通称城山(古城山)と称される標高282mの山一帯に築かれた山城で、別名を水口古城ともいう。天正13年(1585)、羽柴秀吉が家臣の中村一氏に命じて築かせた山城で、当時は水口城と呼ばれた。増田長盛、長束正家が入城したが、江戸期の寛永11年(1634)、徳川家康が水口の地に新たに城を築いて水口城と称し、この時、水口城を築城するにあたって水口岡山城の石垣を石材として利用したとも伝えられる。水口城が築城なった時点で、水口岡山城は廃城となったと考えられる。