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水戸城(茨城県)

みとじょう【城】


[水戸城(茨城県)]
徳川御三家の一つ「水戸徳川家」の居城である。現在の水戸駅の北側に隣接する丘陵に築城された連郭式平山城で、北部を流れる那珂川と南部に広がっていた千波湖を天然の堀としていた。本丸の西側に二の丸が配され、さらに東に三の丸が配され、それぞれが空堀で仕切られていた。また、城郭には石垣がなく、全て土塁と空堀で構成されていた。1964年(昭和39年)-弘道館正庁、至善堂、正門および塀が国の重要文化財に指定された。