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丸亀城(香川県)

まるがめじょう【城】


[丸亀城(香川県)]
別称、亀山城、蓬莱城。安土桃山時代に生駒親正が築いた平山城で、慶長2年(1597)から同7年(1602)にかけて築かれた。豊臣秀吉によって讃岐一国を与えられた親正は高松城を築いて本城とし、丸亀城は嫡男の一正を城主とした。関ケ原後は一正も高松城に移り、丸亀城は元和元年(1615)の一国一城令で廃城とされたが、時の領主正俊は樹木を植えて隠蔽するなどして完全には廃さずに残したと伝えられる。