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丸子城(静岡県)

まりこじょう【城】


[丸子城(静岡県)]
室町時代の初めから戦国時代の終わりまでの約150年間、京都と鎌倉を結ぶ東海道の要衝にあった山城。別名を宇津ノ谷城、三角山城ともいい、今川、武田両氏によって標高136メートルの三角山を中心に尾根沿いに多くの曲輪が階段状に築かれた。永禄13年(元亀元、1570)、駿河全域を手中に取めた信玄の支配下に入ったが、天正6年(1578)ごろには徳川家康の手に渡り、その後、家康の関東移封と共に廃された。