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松山城（岡山県）

まつやまじょう【城】


[松山城（岡山県）]
仁治元年（1240）、秋葉重信が大松山に築いた。山陰と山陽を結ぶ要衝に位置することから、備中の有力武将のほか山陰の尼子、安芸の毛利、備前の宇喜多などの各氏が激しい争奪戦を繰り拡げた。元弘年間（1331ごろ）、高橋宗康が城を拡張したが、その後、上野、庄、三村の各氏と城主が代わり、戦国時代には毛利氏の領有となる。関ヶ原以降は池田長幸、水谷勝隆が入封。赤穂藩主・浅野長矩の家老・大石良雄が城番となる。続いて安藤重博、石川総慶、板倉勝澄が入封し、以降板倉氏が明治時代まで8代続いた。