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松任城(石川県)

まつとうじょう【城】


[松任城(石川県)]
鎌倉初期に加賀斎藤系林氏の一族松任十郎範光が築城したと伝えられる。長享2年(1488)以降、鏑木右衛門大夫入道常専が居城としたが、子の頼信の時の天正5年(1577)に上杉謙信に攻められ落城、天正6年の手取川の戦いを経て、一向宗方の若林長門守が拠ったとされるが、天正11年には前田利長が入城し天正15年まで在城した。関が原の戦い以後も前田利長の所領であったが、慶長19年ごろ廃城になったと推定される。