修正依頼



松倉城(岐阜県)

まつくらじょう【城】


[松倉城(岐阜県)]
高山盆地を見下ろす松倉山(標高8567m、比高360m。現地解説板より)の上に築かれた松倉城は、永禄年間から天正7年(1579)にかけて、この地を治めていた三木自綱により築かれた。山城ながら山上の本丸に矢倉、城門を置き、巨石を使って堅固な石垣を築き上げた。自綱は、桜洞城からこの城に居城を移したが、天正13年、羽柴秀吉に命じられて飛騨地方へ進攻した越前の金森長近の前に破れた。自綱の嫡子秀綱が籠もる松倉城も落城し、三木氏の滅亡と共に廃城となった。