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松尾城(千葉県)

まつおじょう【城】


[松尾城(千葉県)]
別名「太田城」。城主は太田資美。明治に入って版籍奉還後に築城された。函館五稜郭などに見られる西洋風の稜堡式で、九十九里浜を望む木戸川東岸の台地上に、中央の最高地に藩庁を、土塁で区切った部分に藩知事邸を造り、長屋門を設置した。しかし、未完成のうちに1874年(明治7年)の廃藩置県を受けて築城は中止された。