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松尾城(長野県)

まつおじょう【城】


[松尾城(長野県)]
文治元年(1185)加々美遠光が信濃守として補任し、その子小笠原長清が信濃国地頭になったことから、小笠原氏の歴史は始まったが、天文11年(1542)諏訪を掌握した武田氏の軍門に下り、天正3年(1576)武田氏が滅ぶと、進攻してきた織田軍に降伏。天正10年に信長が本能寺で殺されると伊奈は徳川が領するところとなった。小笠原信嶺は家康から領土を安堵され、その後、天正18年、徳川家康の関東移封に伴い、小笠原信嶺も武蔵へ移封され、松尾城は廃城となった。