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益富城（福岡県）

ますとみじょう【城】


[益富城（福岡県）]
別称、大隈城。黒田節で有名な母里太兵衛が治めた城として知られる。永亨年期（1429年～41年）に大内盛見太兵衛が築城したと伝えられるが、天正15年（1587）の豊臣秀吉の九州進攻時は秋月種実の隠居城だった。関が原後に黒田長政が筑前に入国すると後藤又兵衛、続いて母里太兵衛が入城とたが、元和元年（1615）の一国一城令により廃された。