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牧之島城(長野県)

まきのしまじょう【城】


[牧之島城(長野県)]
永禄9年(1566)ごろ、武田信玄が家臣である馬場信房に築かせた城。ちょうど善光寺平の海津城と深志こと松本のほぼ中間点に位置することから、越後の上杉氏に備えた築城と思われる。天正4年(1577)の長篠合戦で信房が討死すると、子である信春に替わる。しかし武田家滅亡後は上杉景勝の支配下に置かれ、上杉氏が会津へ移封後は徳川の統治下におかれた。その後、築城から半世紀たらずで廃城となった。