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二俣城(静岡県)

ふたまたじょう【城】


[二俣城(静岡県)]
天竜川が遠江・三河・信濃の国境の山地を抜け出ようとして大きく蛇行する標高40メートルの丘陵上に築かれた城。築城年代は定かでないが、永正年間には今川氏の支城となり、二俣近江守昌長が10年、今川氏重臣松井氏が4代50年間在城した。1575年・天正3)、織田・徳川連合軍と武田軍が対決。その“長篠の戦い”で武田勝頼が大敗して二俣城は徳川方に奪還された。天正18年(1590)、家康の関東入国に伴ない廃城となった。