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福島城(新潟県)

ふくしまじょう【城】


[福島城(新潟県)]
慶長3年(1598)に上杉景勝が越後から会津へ転封となった後に入場した堀秀治が、峻険な春日山城から便のいい平城に居城を移すために起工され、秀治の子、忠俊の代の慶長11年(1607)に完成した。忠俊が慶長15年(1610)に改易となると、徳川家康の六男、松平忠輝が入城した。しかし忠輝は、高田に新城を築いて移り、慶長19年(1613)、廃城となり、越後初の近代大城郭であった福島城だが、わずか七年でその役割を終えた。