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深沢城(静岡県)

ふかざわじょう【城】


[深沢城(静岡県)]
今川氏親の時代に、甲斐の武田氏への押さえとして築かれたのではないかと推定されている。元亀元年(1570)から後北条氏と武田氏が争い、元亀2年(1571)には武田氏の配下に入った。この時に武田氏は三日月堀や馬出しを造り、かなり改修したと考えられている。以後、天正10年(1582)の武田氏滅亡まで武田氏の所領となっていたが、その後は徳川氏が入り、北条の押さえとして存在したが、天正18年(1590)に家康が関東に移封されたため廃城となる。