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平戸城(長崎県)

ひらどじょう【城】


[平戸城(長崎県)]
別称、亀岡、日之嶽城。松浦氏26代の松浦法印鎮信が慶長4年に着工した日の岳城が始まりとされるが、鎮信は幕府への政治的な配慮から工事半ばで自ら焼き捨てた。その後、30代松浦棟が幕府の築城許可を得て、宝永4年に完成させたのが「亀岡城」とも呼ばれる現在の平戸城である。松浦氏は、豊臣秀吉の九州進攻に加担した功で、以降明治まで12代にわたって平戸を領した。