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埴原城(長野県)

はいばら【城】


[埴原城(長野県)]
埴原氏(村井氏)の拠るところであったが、守護小笠原貞宗が府中から移ってからは村井氏を輩下となして林城南方の敵に備える前線基地として急速に規模が拡大された。1550年武田晴信によって落城、小笠原氏の居城・林城からは南方約5kmの地点にあり、小笠原氏の支城と位置づけされている。天文年間に武田晴信の信濃侵攻に伴い、塩尻方面の防御強化のため改修されたが、天文19年(1550)林城の落城と共に埴原城も武田軍によって落とされた。