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二本松城(福島県)

にほんまつじょう【城】


[二本松城(福島県)]
別名、霞ヶ城・白旗城と呼ばれる。麓の居館と、標高345mの「白旗が峰」に築かれた城郭からなる梯郭式の平山城である。山の頂上に本丸が置かれ、本丸と平地の比高は約120mである。本丸から北西・東・南にそれぞれ尾根が伸びており、東と南の尾根にそれぞれ曲輪が築かれている。唯一他の山につながっている北西の尾根は堀切で遮断されており、北方の尾根伝いに敵が侵入するのを防ぐ形となっている。明治5年(1872年)廃城となり、現在は「霞ヶ城公園」として整備されている。