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七尾城(石川県)

ななおじょう【城】


[七尾城(石川県)]
能登畠山氏は応永十五年(1408)に畠山満慶(畠山基国の次男)が能登守護に任じられたのが初代でその後、義忠、義統と続くが、義統の時代に応仁の乱(1467年~)が起こり、このころに築城されたと考えられる。七代義総の時代には大拡張されて壮大な七尾城になったとされる。八代義統の時代には畠山氏は衰退を始め、天正5年(1577)に上杉謙信に攻められて落城し、城は上杉方のものとなった。その後、織田信長方が北陸に攻め込み天正9年(1581)に能登は前田利家が領有し、利家は居城を小丸山城としたため七尾城は廃城となった。