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名胡桃城(群馬県)

なぐるみじょう【城】


[名胡桃城(群馬県)]
利根川上流の右岸断崖部に位置し、川を挟んで南東に位置する明徳寺城と対峙する。伝承によれば室町時代の明応元年(1492年)に沼田城の支城として沼田氏によって築かれたとされている。馬出しから三郭・二郭・本郭・ささ郭と主要な郭が直に並ぶ連郭式の山城で、両側が切り立った天然の要害である。近年の月夜野町教育委員会による発掘調査で、土塁址・三日月堀・虎口・通路・門礎石址・掘立柱建物址などの重要な遺構が多数確認されている。