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鳥越城(石川県)

とりごえじょう【城】


[鳥越城(石川県)]
天文年間に加賀国白山麓の一向一揆の軍事拠点として、鈴木出羽守によって、手取川とその支流大日川に挟まれた標高312mの丘陵上に築かれた城で、本丸、二の丸、三の丸、後二の丸、後三の丸と呼ばれる5つの郭と3つの腰部によって構成されている。天正8年(1580)、織田信長は北の庄城主柴田勝家に加賀一向一揆の平定を命じ、加賀一向一揆の拠点金沢(尾山)御坊が落城。鳥越城は、一揆勢の最後の拠点となり徹底抗戦を続けたが落城した。