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飛山城(栃木県)

とびやまじょう【城】


[飛山城(栃木県)]
現在の栃木県宇都宮市にあった中世の城郭で、宇都宮氏の家臣、芳賀氏の居城であった。鬼怒川の東岸を利用して造られた平山城。現在残されている遺構は約14haと広大な領域で、北西を鬼怒川の断崖(比高差25m)、東南を深い堀で囲まれている要塞堅固の造りである。城の北半分は5つ、南半分は1つの郭に分けられている。各郭とも土塁と堀で囲まれている。昭和52年(1977年)に国史跡に指定され、現在は史跡公園として整備されている。