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鳥坂城(新潟県)

とつさかじょう【城】


[鳥坂城(新潟県)]
戦国時代、越後の領主上杉氏が信濃方面警戒のために、春日山城の支城として築き、旧飯山街道の信越国境をおさえる重要な役割りを果たした山城と考えられている。高床山から北東へ伸びる尾根上に築かれ、別名鶏冠城(とさか)城とも呼ばれていい、標高347メートルの位置にあった本丸の周囲には数多くの曲輪、尾根上には連続した壮大な空掘が設けられていた。城の設立や城主は明らかではないが、建仁二年(1201年)、越後領主城小太郎資盛が鳥坂山で鎌倉幕府と戦ったと伝えられている。