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東福寺城(鹿児島県)

とうふくじじょう【城】


[東福寺城(鹿児島県)]
天喜元年(1053)、藤原純友から四代目の長谷場永純が築いたといわれ、日向、大隈、薩摩地域では初めての城とされている。南北朝時代には、南朝側の長谷場、矢上、中村、上山、谷山の各氏と北朝方に属した島津氏がこの城をめぐって激しく争ったが、暦応4年(1343)島津貞久が東福寺城を勝ち取り鹿児島を領する拠点とした。