修正依頼



寺部城(愛知県)

てらべじょう【城】


[寺部城(愛知県)]
文明年間に鈴木重時によって築かれた。鈴木氏は、高橋荘東部を支配していた松平氏と対立し、天文2年には松平清康(家康の祖父)と戦うなど攻防を繰り返した。永禄9年、織田氏の臣・佐久間信盛によって攻められ落城した。その後、慶長15年に徳川家家老の渡辺守綱が入封すると寺部城址に陣屋を構え、以後渡辺氏が代々相続して明治に至った。