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躑躅ヶ崎館(山梨県)

つつじがさきやかた【城】


[躑躅ヶ崎館(山梨県)]
永正16年(1519)、武田信虎が石和の館からこの地に新たに居館を築いて移転し、以降、信虎・晴信(信玄)・勝頼の三代に渡り甲斐武田氏の本拠となった。天正10年(1582)に織田信長・徳川家康の連合軍の侵攻によって武田氏が滅亡すると、織田信長配下の河尻秀隆が甲府に入ったが、天正18年(1590)の小田原の役後に家康が関東に移封されると、甲府には羽柴秀勝が任じられ、甲府城を完成させて移ったため躑躅ヶ崎館は廃城となった。