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高安城(大阪府)

たかやすじょう【城】


[高安城(大阪府)]
白村江の戦いに敗れた大和朝廷が、唐・新羅連合軍の来襲に備え、天智天皇6年(667)に築いた古代の山城。日本書紀によると、この時期同じ目的で対馬や北九州、瀬戸内の要所にも同様の山城が築かれたが、高安城は王城の地飛鳥を守る最後の砦として重要な位置を占めていた。大陸からの侵攻はなかったものの、城は34年間維持され、大宝元年(701年)、廃城となった。