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多賀城(宮城県)

たがじょう【城】


[多賀城(宮城県)]
日本の律令時代に、陸奥国の国府(宮城県多賀城市)に設置された古代城柵。奈良の畿内政権が、「蝦夷」と呼び異民族視していた東国住人を制圧するための軍事的拠点として設置した。創建は724年(神亀1年)大野東人が築城したとする説がある。国府と鎮守府が置かれ、政庁や寺院、食料を貯蔵するための蔵などが置かれ、城柵で囲み櫓で周囲を監視していたと考えられる。