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園部城(京都府)

そのべじょう【城】


[園部城(京都府)]
戦国時代、園部地方には細工所城主・荒木氏綱の支城がいくつか築かれていたが、そのうち標高173メートルの小麦山(小向山)の山城を元和5年(1619)に小出吉親が2か年を費やして改修したのが園部城。延々2キロの外堀を持つ大規模な城郭で、大広間、大書院などが城の中枢部を四櫓をもって守っていたという。小出氏は、江戸時代を通じて園部から動くことなく10代英尚の時に明治を迎えた。