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洲本城(兵庫県)

すもとじょう【城】


[洲本城(兵庫県)]
別称、三熊城。大永6年(1526)、安宅冶興によって三熊山に築かれた。天正9年(1581)、淡路は羽柴秀吉によって平定され、洲本城も開城した。その後、天正13年に城主となった脇坂安冶により大修築されたが、城は、“大坂の陣”の戦功により淡路一国を与えられた阿波徳島城主・蜂須賀至鎮の城となった。蜂須賀氏は、山麓に石垣を配した居館を設けて洲本を拠点とし、城代には家老の稲田示植を配して明治まで淡路全島を支配した。