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菅谷館(埼玉県)

すがややかた【城】


[菅谷館(埼玉県)]
都幾川と槻川が合流する北側の台地に築かれた中世の城跡で、築城年代は不明だが、「吾妻鏡」によれば、元久二(1205)年五月には畠山重忠の居館であったことが知られている。総面積は約13万平方メートル。本郭とそれを取り囲む4つの郭があり、それぞれ深い堀と高い土塁に囲まれ、敵が容易に侵入できない構造になっている。