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末森城(石川県)

すえもりじょう【城】


[末森城(石川県)]
標高1388mの末森山に所在する中世から近世初期の山城である。加賀、能登、越中三ヶ国の国境に近い要衝に位置するため、しばしば合戦の舞台となり、軍事史上特筆すべき城として著名である。築城年代は不明だが、天文19年(1550)には城堡が設けられており、城主は畠山義統の家臣土肥但馬という。元和元年(1615)の一国一城令により廃城となる。