修正依頼



白河小峰城(福島県)

しらかわこみねじょう【城】


[白河小峰城(福島県)]
福島県白河市にある平山城。東北では珍しい総石垣造りの城で、盛岡城、会津若松城と共に東北三名城の一つにも数えられている。興国元年(1340年)に、結城親朝が小峰ヶ岡に城を構えて小峰城と名づけたのが始まりとされる。城跡には曲輪・土塁・石垣・水堀を残すのみだったが、1991年(平成3年)に本丸跡に三重櫓(天守に相当)が、1994年(平成6年)に前御門が当時の史料(市重要文化財・白河城櫓建絵図)に基づいて復元された。白河城の三重櫓は構造まで木造で復元した最初のもので、今も数少ない木造復元天守の一つである。