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篠脇城(岐阜県)

しのわきじょう【城】


[篠脇城(岐阜県)]
長良川の支流栗巣川左岸の、標高480m比高170m丘陵尾根先端に位置する山城で、鎌倉時代、下総国(現千葉県)の千葉氏一族である東胤行が承久の乱(1221)の戦功によって郡上郡山田庄を加領されて大和町剣に阿千葉城を築き、その後三代約90年間居城した後の四代目氏村の時に篠脇城に移り、11代常慶までの二百数十年間、この地を治めた。天文9年(1540)、越前の朝倉勢が来襲したときには、これを迎撃し退散させたが、その翌年に八幡赤谷山城に移り、この城は廃城となった。