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品川台場（東京都）

しながわだいば【城】


[品川台場（東京都）]
ペリー来航後、幕府から江戸湾海防を命じられた江川太郎左衛門は、江戸の最後の護りとして品川台場の建設を提案した。これに基づき、江戸湾最初の人工島が築かれることとなったが、水深は19～35mの浅い海中だった。台場建設は、江川の設計、施工監督のもと、わずか2年足らずの突貫工事で行われ、安政1年（1854）、5個の台場が完成したが、結局、実用に供されることなく終わった。