修正依頼



獅子城(佐賀県)

ししがじょう【城】


[獅子城(佐賀県)]
治承・文治年間(1177-90)に松浦党の源披が築城したのが始まりといい、室町後期、この地方は波多氏を頭とする松浦党が竜造寺氏と争っていたが、天文14年(1545)に城を改修して鶴田兵庫介源前を獅子ヶ城主として据えた。鶴田氏は天正年間(1573-92)の初めころに和睦して竜造寺氏の出である多久安順に仕え、別府に移ったために廃城となった。