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佐和山城(滋賀県)

さわやまじょう【城】


[佐和山城(滋賀県)]
石田三成の居城としてしられ、鎌倉時代の建久年間に佐保時綱によって築かれたといわれている。室町時代には佐々木(六角)定頼の持城となり、戦国時代には浅井氏がこの城で織田信長と戦い、本能寺の変後は、豊臣秀吉が領して有力武将を城主に配置した。天正11年に堀秀政、天正13年に堀尾吉晴が城主となり近世城郭へと改修が始められた。天正18年、石田三成が城主となったが、慶長5年の関ヶ原の合戦に敗れ、居城佐和山城も東軍に攻められ落城した。関ヶ原の戦功により井伊直政が入城するが、その後、彦根築城により廃城となった。