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坂戸城(新潟県)

さかとじょう【城】


[坂戸城(新潟県)]
比高400mを超える坂戸山を中心に山麓一帯を含む中世の山城で、山頂には実城、山麓には平時の住居があった。築城時期には諸説があるが、南北朝期に越後を領国としていた新田氏の一族が築いたとされている。歴代の最後には堀直寄が入城するが、不便な山城から山麓の居館部を中心に近世城郭へと改修して移し、1610(慶長15)年、に直寄が信濃飯山(長野県飯山市)へ転封となって廃城となった。現在、曲輪、石垣、土塁、堀切などの遺構がある。