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寒河江城(山形県)

さがえじょう【城】


[寒河江城(山形県)]
嘉禄年間(1225~27)に寒河江荘の地頭・大江親広が館を構えたのが始まり。室町時代初期に8代・時氏は寒河江氏を称し、二の丸・三の丸を持つ城郭に改修した。天正12年(1584)、18代・高基のとき最上義光に破れ滅亡。山形城の属城となる。最上氏改易後に鳥居氏の持ち城となるが、二の丸・三の丸の土塁を崩し、堀が埋められ、陣屋が置かれた。本丸跡は寒河江小学校の敷地となっており、城址碑が建つのみである。