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小丸城(福井県)

こまるじょう【城】


[小丸城(福井県)]
天正3年(1575)、越前の一向一揆を討伐した織田信長は越前に柴田勝家を配し、同時に柴田勝家の補佐役として府中三人衆(前田利家、不破光治、佐々成政)をおいた。勝家が北庄城を築城すると、前田利家は府中城、不破光治は龍門寺城に入り、佐々成政は小丸城を築いたが、小丸城は天正7年(1579)佐々成政が砥山城に転封となり廃城となった。城の縄張りは、方形の輪郭式で、二重に堀が巡らされていたと思われるが、東西300m、南北350mといわれた城も今は僅かに面影が残るだけである。