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桑名城(三重県)

くわなじょう【城】


[桑名城(三重県)]
築城された年代は定かではないが、関ヶ原の役前は氏家行広が領主であった。慶長6年、徳川家康によって桑名に封じられた本多忠勝は城の大改修を行い、天守以下50の櫓、46の多聞櫓が建ち並ぶ壮大な城を完成させた。その後、城主は久松松平氏、松平(奥平)忠堯、松平定永と続いて明治にいたったが、最後の城主、松平定敬(会津松平容保の弟)が佐幕派だったため、明治維新後に城はいち早く破却されてしまった。