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久野城(静岡県)

くのじょう【城】


[久野城(静岡県)]
丘陵の先端部を切り離したような小高い丘の上一帯に築かれた城。地元の豪族、久野氏が室町時代の中ごろに築き、今川方の将として代々守ってきたが、桶狭間の合戦で当主元宗が討たれると、弟宗能が跡を継いだ。天正18年(1590)、家康の関東移封に伴い、下総佐倉に転封となると、久野城には、松下氏、後再び久野氏が入り、元和5年(1619)には北条氏重が入り、それ以後は廃城となった。