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清洲城(愛知県)

きよすじょう【城】


[清洲城(愛知県)]
応永12年ごろに尾張守護・斯波義重によって築城された。その後、慶長15年に名古屋城築城に伴う「清洲越し」が行われるまでの200年の間、尾張の府城であった。織田信長が城主のときに整備拡張が続けられ、天正10年には織田信雄によって大天守・小天守が築かれ、三重の堀もめぐらされた。織田信雄改易後、秀吉の時代には豊臣秀次・福島正則が城主となり、その後は家康の4男忠吉、次いで9男義直が城主となった。名古屋城築城に際し、清洲城の資材は積極的に利用され、名古屋城御深井丸の西北櫓は、清洲城天守の古材で作られ、「清洲櫓」と呼ばれて現存している。