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観音寺城(滋賀県)

かんのんじじょう【城】


[観音寺城(滋賀県)]
標高432m、比高350m。通称観音寺山に築かれた、近江守護職・佐々木六角氏の居城。築城時期は不明だが、応仁2年(1468)に完成し、さらに弘治2年(1556)、鉄砲に備えて大々的に石塁が改修されたという。永禄11年(1568)織田信長の上洛に際して落城、信長は城を元のままに残し、佐々木氏に守らせた。安土城が築かれた後も、その詰めの城として機能していたが、天正10年(1582)に安土城が焼かれるとともに廃城となった。