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川越城(埼玉県)

かわごえじょう【城】


[川越城(埼玉県)]
江戸時代には川越藩の藩庁が置かれた平城。別名、河越城、初雁城、霧隠城。長禄元年(1457年)、上杉持朝が家老の太田道真、道灌父子に命じ、「道灌かがり」と呼ばれる手法で築いた。豊臣秀吉による小田原征伐の後に徳川家康が関東に入り、家臣の酒井重忠が1万石をもって川越に封ぜられて川越藩が立藩した。以後徳川の家臣が次々と主となって、松井松平家で明治維新を迎えた。明治に入ると建物の多くが解体され、現在は玄関、大広間部分と家老詰所のみが残っている。