修正依頼



上口内城(岩手県)

かみくちないじょう【城】


[上口内城(岩手県)]
岩谷堂城主の江刺氏が築城し、口内氏を配したといわれる。元禄7年(1694年)、中島利成が2千石で拝領し、明治維新まで中島氏が居住した。独立丘陵を利用し、最高所に本丸、東側に二の曲輪を設け、それぞれ、土塁と空堀・水堀で囲んだ。本丸の塁線は自然地形を利用するものの、周囲には野面積の石垣を利用している。