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鎌刃城（滋賀県）

かまはじょう【城】


[鎌刃城（滋賀県）]
山の尾根を幾段にも削平して曲輪を設けた典型的な連郭式山城で、主郭は、周囲を石垣と土塁によって固められていた。鎌倉時代に箕浦庄の地頭であった土肥氏によって築かれたとされる。その後、堀氏が入り浅井氏の勢力下に置かれたが、元亀元年（1570）、同族の樋口氏とともに織田信長に降った。浅井氏滅亡後、堀、樋口両氏も粛清され、鎌刃城も破棄された。