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金山城(岐阜県)

かなやまじょう【城】


[金山城(岐阜県)]
別称、烏峰城。天文初年(1531~)、土岐氏に代わって美濃を支配した斎藤道三は、現在の金山城址に「掻上げの城」を築き、これが金山城の始まりとされる。天文6年(1537)以降は土岐氏が支配したが、永禄8年、織田信長の東濃攻略の結果、城は森可成に与えられた。可成は金山城と改称し石塁造りの城としての改修を行った。これ以後およそ35年に渡って森氏の支配下となった。慶長5年(1600)、森氏が国替えで転封となると、犬山城主石川光吉の持城となった。光吉は金山城を破却・解体して建物から石垣石に至るまで犬山に運び、犬山城の資材としたと伝えられる。