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葛尾城(長野県)

かつらおじょう【城】


[葛尾城(長野県)]
武田氏と対立した村上氏が、坂城郷に居館を構えたと推定される南北朝時代の末ごろから天文22年4月村上義清が没落するまで、村上氏歴代の本城であった。けわしい地形を利用して最高所に本郭をおき、続いてニ之郭、三之郭を設け各郭を深い堀切で区切っている。三之郭の下方には数多くの小段郭があって要害堅固にしている。天文22年(1553)武田晴信(信玄)の攻略をうけて落城する。